星ラバー結月がお届けする、超個人的独断と偏見セレクト。
「占星学おすすめ書籍」今回は番外編ということで、前回とは異なる切り口からご紹介いたします。
2023年おすすめ書籍
こちらでは割と最近購入した書籍の中からのおすすめをご紹介したします。
ホロスコープを深読みする西洋占星術ハンドブック
著者:スー・トンプキンズ
訳者:松田有里子、浦谷計子
ARI占星学研究所
この1冊で基礎は網羅できるのでは?と思うくらい教科書的に使える書籍です。
天体は神話との関連性も書かれているため、象徴を理解するのに大変助かる内容でした。
個人的には第1章の「まず始めに、哲学的定義」に惹かれました!
はじめからグイグイ引き込まれる、充実した1冊ですよ。
私は英語が読めないので、このように海外の書籍を翻訳してくださる訳者の皆さまには、感謝しかありません。世界の占星学を届けてくださり、本当にありがとうございます。
ソーラーアークハンドブック
著者:フランク・クリフォード
訳者:油谷計子
ARI占星学総合研究所
日本語の書籍がなかなかない「ソーラーアーク」の解説書籍です。
2023年6月に発売になると知り、予約購入しました。
ソーラーアーク(未来予測手法)は、ノエル・ティル心理占星術を学んで使うようになりましたが、私自身の人生における重要な時期とソーラーアークの時期表示が重なっているのを実感するたびに、この手法の凄さを感じずにはいられません。
ノエル・ティル先生の「ソーラーアーク」という書籍を読みたいのですが、英書なので躊躇しています。翻訳機能を使えば読めるかな???
こちらのフランク・クリフォードさんの書籍も実例が豊富なので、ソーラーアークを学びたい方にはおすすめの書籍です。
月と太陽でわかる性格事典
共著:チャールズ&スージー・ハーヴェイ
監訳:鏡リュウジ
辰巳出版
こちらの書籍は占星学を学びはじめた当初に先生からおすすめされた書籍です。
ですがその当時はすでに廃盤となっており、入手困難な状況が続いていました。
それがなんと!2022年10月に発売されたのです。
少し悩んで2023年にお迎えすることになりました。
月星座と太陽星座の組み合わせは144通りありますが、144通りの組み合わせごとに性格分析されており、最大の長所や最大の短所、統合のためのイメージなど、エンタメ的にも楽しめる内容となっています。
同じ月星座座と太陽星座の著名人も紹介されていて、自分と同じ組み合わせの人は誰がいるんだろう?って調べるのも楽しいですよ。
ちなみに結月は、太陽魚座✖️月牡牛座で水(感情)✖️地(現実)の組み合わせ。
リアリストの夢想家。
「人生の喜びを享受する人」だそうです。
胸にグサッときた、痛みを伴う書籍
ある種の痛みを伴うくらい深い内容だった書籍をご紹介いたします。
スピリチュアル占星術
著者:ジャン・スピラー、カレン・マッコイ
訳者:東川恭子
徳間書店
こちらの書籍はですね、読んでいて「うう、胸が痛い」って感じた本でした。
なんというか、深くて、自分の魂がまだまだ未成熟なゆえに痛みを感じる内容だったのです。
こんな表現で伝わるかな?
書籍の内容を批判するのはないのですよ、むしろ逆で内容は素晴らしいのです。
ただ自分の痛いところを突かれてグサっとなるの。
でもね、不思議なことに数年経って読み返してみたら、数年前よりは自分が進化していることに書籍を通じてはっきりと気づけました!(すごいってびっくりしたよ)
やはり深いです。ジャン・スピラーさん。
ネットはもしかしたら中古だけ?値段が跳ね上がっているものもありました。
本屋さんで探すといいかもしれませんね。(定価は2800円+税)
占星術の歴史が学べる書籍
世界史と西洋占星術
著者:ニコラス・キャンピオン
訳者:鏡リュウジ
柏書房
歴史を知ることは大切だと実感した書籍です。
基礎教養としておすすめです。
こちらも中古しか出てこなくなりました。ぜひ本屋さんで探してみてね。
占星術関連の書籍はマイナーなゆえに、出回らなくなることも早いのでしょうね…。
良書なのに…残念。
番外編
ここから本当(?)の番外編です。
魂のコード
著者:ジェイムズ・ヒルマン
訳者:鏡リュウジ
朝日新聞出版
「どんぐり理論」が気になり手にした書籍です。
魂とは?という視点から改めて捉えることができ、視野が広がる内容の本でした。
精神科学と天体 星と人間
著者:ルドルフ・シュタイナー
編訳:西川隆範
風壽社
とにかく「エモい」って身震いする内容です。
壮大すぎてエモいとしか書けない語彙力が悲しいけど、とにかく興味が尽きない世界です。
シュタイナー思想が好きな方はぜひ!
占星術夜話
著者:鏡リュウジ
説話社
ショートストーリーで大変読みやすく、占星術って何?という方にも読んでいただきたい書籍です。
お勉強ではなくエッセイして楽しめる内容なので、お気軽に星の世界に触れていただけると思います。
最後に、結月がはじめに学んだ書籍
最後に私が本格的に占星学を学びはじめた時の参考書籍をご紹介いたします。
占星学入門
著者:石川源晃
平河出版社
こちらの書籍は、私がマンツーマンで占星学を学んだ時の先生が教材として使っていたものです。
石川源晃氏は大正10年生まれ、日本の占星界では大御所の方ではないでしょうか。
石川先生の現実的な占星学を学んだことが基盤となって、今の私があると思います。
感謝でいっぱいです。
たくさんの本との出会いに感謝。
そしてこれからもどんな書籍と出会えるのか、ワクワクしかありません!
占星術との出会いが、私の好奇心にさらに火を灯してくれたと言っても過言ではありません。
私の人生がより豊かに彩りあるものになりました。
あなたのおすすめ書籍もぜひ教えてくださいね。
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